バンテージ・ポイント

監督は、ピート・トラヴィス
出演は、デニス・クエイドマシュー・フォックス
公開は、2008年3月
アメリカ大統領が狙撃された
そんなショッキングなオープニングで幕を開けます

ところがどっこいこれは替え玉ってことが後で判明
本当にアメリカ大統領って替え玉が何人もいるのでしょうかね
まあ日本の首相と権限があまりに違うから想像もできませんが
で主人公はシークレットサービスの一員
大統領を守るために狙撃され復帰したばかり
まあ狙撃された場所は周りを囲むように建物があるという本当ならこんな場所で演説はしないだろうと思われる場所
それにシークレットサービスが大統領と反対側に立っているのも不自然
まるで撃ってくださいと言わんばかりの場所
だから替え玉を使ってるんですかね
でもテロリストは一枚上手で替え玉を使うってことは想定内
大統領が潜んだホテルを襲います
この事件を8人の人物の視点で描くのがこの映画
視点を変えるから同じ場面であっても全然違う見方になるのが実に面白いんですね
なぜ大統領を狙ったか、なぜ彼はテロ組織に参加しているのかなどという無駄な部分は全てカット
事件から逮捕までを単純に描き続けるのでスッキリと頭の中にストーリーが入っていきます
こういう描き方の映画も面白いですね
カーチェースは実に迫力がありますよ