テトリス

監督は、ジョン・S・ベアード
出演は、タロン・エガートンニキータ・エフレーモフ
配信は、2023年3月
テトリスってソビエトの科学者が開発したんですね、知らなかった
その権利獲得を目指すセールスマンが大活躍

ゴルバチョフ時代とは言えまだソビエト連邦は存在し、共産主義の時代
個人で開発したゲームであっても権利は国家が持っている
最初はイギリスのエージェントが獲得したもようなんですがどうも契約がはっきりしない
コンピュータ用にアーケイドゲーム用、それにゲーム専用機用と権利は様々
任天堂にメディア王と獲得に動くがそこは共産主義
賄賂の要求に力に物を言わせた不当な妨害
それでもセールスマンは前へ前へと進もうとします
このセールスマンの奥さんは日本人で日本に住んでるところは親近感を覚えます
この映画など観てると崩壊したソビエト連邦はどうなるのかと思ったのですが、結局は元の独裁主義、官僚主義に原点回帰しちゃったんだなと痛感します
ロシア語で歌われる「ヒーロー」や「ハート・オブ・グラス」などが挿入曲として使われているのは興味深いです
テトリスの音楽って改めてロシア民謡だったなどと思ったりなんかして