ドライビング・バニー

監督は、ゲイソン・サバット
出演は、エシー・デイビス、トーマシン・マッケンジー
公開は、2022年9月
こりゃ難しい映画ですよ
自業自得と言っちゃえばそれまでなんですが

この主人公女性に共感を覚えるかといえば覚えません
あまりに自己中心的で何でも嘘をついて解決しようとするから
妹夫婦のところに同居してある事情があって離れ離れとなった子どもと同居することが夢の女性
彼女の仕事は信号待ちの車のガラスをきれいにすること
子どもと同居する条件は家族で住める家を用意すること
そのために一生懸命に働く女性だったら納得もします
確かに一生懸命働いているのですが、この仕事ではお金がたまらない
妹夫婦のところに同居させてもらっているのだから家賃だってわずかだと思うのですが
子どもに会うためには規則を破って里親宅まで押しかける
お世話になった家を自分の借りた家と言って役所に届け出る
挙句の果てには子どもの誕生日のプレゼントが買えないからと万引きでプレゼントを揃える
ここまでされたらいくら過酷な環境と言われても同情する気にはなれない
最後も嘘をついて子どもに会おうとして嘘がバレたら籠城
いくらなんでもいけませんよ
本当に嫌悪感を感じる映画でした