ちょっと不運なほうが生活は楽しい

作者は、田中卓志さん
出版は、新潮社です
最近はふっくらなさって普通のおじさんになってきた田中卓志さん
正直な自分がいいですね

一時期は抱かれたくない男の常連さんだったはずです
その大先輩は今や好感度爆上がりの出川哲郎さん
そしてその地位をずっと維持しているのが江頭2時50分さん
確かにお前らに言われたくないという気持ちはわかります
それでも皆さん凄いお方であるのは間違いないことです
このエッセイを読むとなぜか前を向きたくなるんですよ
ブツブツ文句を言いながら田中卓志さんが前を向いているから
だってせっかく入った広島大学を卒業してお笑いの世界に飛び込む
広島大学と言えば国立大学ですよ、なぜにって誰しも思いますから親だったらなおのこと
それでも親に嘘をついてバイトをしながらお笑いの道を目指すんですから大したもんです
そういうひけ目があるから親には訪ねてきてほしくなかったという気持ちもわかります
昔ずっと実家へも帰らず、親と顔を合わせたくもなかった時に親が連絡もせずに訪ねてきたことがバン様もあるんです
あの時は正直まいりましたよ
そんなことを思い出しながら読んでいくと自分も未熟だったなどと今さらながら思います
まあ今でも未熟のままですが
本当に文句の多そうなお方ですがそんな人は大好きです