よそ見津々

作者は、柴崎友香さん
出版は、日本経済新聞出版社
大阪のお方とは知りませんでした
この前の『ジェノサイドの丘』があまりにヘビーだったので軽めのものを

尼崎時代を含めて大阪には小学校1年の6月から高校卒業まで12年ほど居たことになる
もう59だから大阪以外にいた方が長くなってしまっている
でも多感な時期を過ごしたのは大阪時代
大阪弁をしゃべらなくなってもあのリズム感には心地よさを感じる
そして大阪に人が書いたエッセイなど読むとフムフムとうなずく
大阪に人が書く文章のリズム感
この本もそのリズム感を感じてグイグイと読んでいける
ついでに本と映画の紹介もされているのでうれしくてたまらない
しかしあの頃のバン様は実に嫌な奴だった
今思えば発達障害の典型だもん