カセットテープ・ダイアリー

監督は、グリンダ・チャーダ
出演は、ヴィヴェイク・カルラ、ネル・ウィリアムズ
公開は、2020年7月
どこにでもある差別
特にヨーロッパの国では旧植民地からの移民問題

この映画の舞台のイギリスなど陽の沈む時間がないという世界中に植民地を持った国
この映画の主人公はパキスタン系の少年
彼にはやりたいことがあるけれどそれを認めない絶対君主の父親
家庭では絶対君主だけれど外では差別を受ける側
会社を首になり再就職もままならない
そんな閉塞感に包まれた一家
それでも子どもたちは外の世界を見ていき、自分の将来を考える
この映画を観ながらバン様も子どもに自分の価値観を押しつけていたと痛感
子どもが発したあの言葉をどうしてもっとちゃんと考えなかったのか、何で頭から否定してしまったんだろうか
こんな年になる前にもっと早く気づけやと仰る方もおありでしょうか、その当時にはそんな余裕もなかった
ただこの感情が過ぎると孫に激アマのじじいになってしまう
皆さん、気をつけましょう