イン・ハー・シューズ

監督は、カーティス・ハンソン
出演は、キャメロン・ディアストニ・コレット
公開は、2005年11月
最初はこれちょっとなあと思ったんですが途中からズリズリと引き込まれました
最後はまた泣いたりなんかして

最初引いてしまったのキャメロン・ディアスさん演じる妹の性格が嫌だったから
平気でお金は盗むし、人に迷惑かけてもとんと頓着しない
むちゃ嫌いなタイプの人物なんですよ
ところがおばあちゃんに会いに行くあたりから徐々に画面に釘付け
元はといえばばあちゃんから金でもせしめようと向かったのですが、ばあちゃんと暮らすうちに見事に心変わり
真面目に働き始め、人気者になっていく
苦手だった文章を読むこともあるおじいさんとの交流で克服
おばあさん役を演じるのはあの名優シャーリー・マクレーンさん
説得感のある演技ができる女優さんだから、孫の心を入れ換える役ながピッタリ
そしてお姉さん役には真面目な女性がピッタリにトニ・コレットさん
全く性格の違う姉妹をふたりで演じ切ってる
複雑な家庭環境で育った二人の対比と残された父親の葛藤
暗くなりがちお話なのにカラッと爽快感も
そんな映画なのに流れる音楽はレゲエの名曲
そして「グッド・ワイフ」で老害のような弁護士を演じてるジェリー・アドラーさんが全く同じ演技で登場するのにはほっこりしてしまいました
お姉さんの彼氏の愛車は2代目プリウスでしたね
シャーリー・マクレーンさんの「マダム・スザーツカ」と「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」のDVD探してるんですがなかなか見つかりません
ともに機内の映画で観てて、もう一度観たいんですよね