一私小説書きの日乗

作者は、西村賢太さん
出版は、文藝春秋です
西村賢太さんの日記なんですが、何と言っていいのやら
間違いなく早死にする食生活であることは確かです

まあ54歳での死去ですから早死にですよね
それも心臓疾患
この食生活なら心臓か脳でしょう
それぐらいに凄まじい食生活
大食漢であるのは間違いなしでそこへ飲酒
飲酒の量も結構なもので飲めば焼酎の瓶は1本
そして飲酒時間も深夜から早朝
最後のしめはカップ麺ですしね
写真などをお見受けするとちょっと強面
出版社と方々とやたらと問題を起こしで出禁になること度々
やたらキレやすい人の印象を日記からは伺わせてます
でも何か違和感も感じる
虚勢を張ってると言うと言い過ぎかもしれませんが、本当の西村賢太さんってこういう人なのかなと疑問を持ってしまう
やたらとお世話になった人への感謝と腰の低さが登場するんですよ
それでいての無頼漢ぶり
何だか無理してる感を感じてしまうのはバン様だけでしょうか
日記の出版ってのはどうなんでしょう
死後に刊行されるのは別として、誰かに読んでもらうために書いてるんですよね
そこには読者の目を意識することはないんでしょうかね
なんかそんなことを感じてどっぷりと浸れなかったですよ