作者は、平山周吉さn
出版は、芸術新聞社です
満洲にあったホテルの物語かと思ったら全く違いました
満洲国でうごめいた人たちの物語です
何回も言ってますが今のロシアのウクライナ侵攻は日本の満洲進出とうり二つ
元々は日露戦争の勝利で得た鉄道付属地の日本人を守るとかいう名目
ウクライナに住むロシア人の生活を守るためと一緒です
ただ不安を煽ったのは自ら仕掛けたテロによるもの
それも暗殺などという汚い手を使って
そしてその後夢の大地と宣伝し、多くの移住者を送り込み、敗戦となればその人たちを残してさっさと逃げ帰る
確かに軍事裁判にかけられた人もいます
シベリアに抑留された人もいます
でもこの本には多くの復活者も書かれています
戦後、大企業などでの顧問に就任、回想録の執筆
この人たちはイコールなんですよね
そして自分たちの活動の正当化
それに比べると多くを語らず、ひっそりと亡くなった人も何人かはいます
この違いは何でしょうね
反省って何でしょうか
そしてあの土地に残された多くの人たち
今の危機感をあおる政府の宣伝
怖いじゃないですか