アルビノ・アリゲーター

監督は、ケヴィン・スペイシー
出演は、マット・ディロンゲイリー・シニーズ
公開は、1998年2月
ケヴィン・スペイシーさんの初監督作品
ある事件でハリウッドからは完全に干されてますがかなりの実力の持ち主

あの「ハウス・オブ・カード」では製作、主演にと大活躍
演技もできれば製作にも関われるお人の初監督作は如何にと思えば、それはやはり期待にたがわぬ力作の娯楽作品
チンピラのような強盗犯と武器の密輸売人が錯綜
その舞台は禁酒法時代からあるような地下の酒場
強盗犯は3人組で兄弟と怒りっぽい男で中々個性的
兄は冷静で、弟はボスながらおつむが回らない、怒りっぽい男は人質からは異常者と思われている気難しい男
人質は酒場の主人にびしっと決めた男、酔っぱらいの祖父さんに店で働く女とビリヤードをする青年
強盗犯にとってはなぜここまでの警察部隊に包囲されているのかよくわからない
警察部隊の方は強盗犯を追っているのではなくて武器商人を追っているだけ
この勘違いが話をややこしく、そして面白くしている
エンディングではまたもや大きな勘違い
こりゃ良くできた映画ですわ