監督はジョージ・キューカー
出演は、ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン
公開は、1955年5月
バーブラさんやレディ・ガ・ガさんの映画が凄いと思っていたのですがまだ上があったのですね
これには本当に脱帽
映画全盛時代のゴージャスさを最初に再現
このきらびやかさは脱帽
そして唄い踊るジュディさんの迫力には圧倒されっぱなし
自宅で繰り広げられるミュージカルのステージ
世界中を旅する設定のこの場面はもう鳥肌もの
セリフを言いながら唄い踊るのに息切れもなく延々と続けられるこの場面
迫力とともにキュートなかわいらしさ
そして終わりを告げるように現れる郵便配達
この場面の終わりとともにジェームズ・メイソンさん演じるかつての大スターノーマン・メインさんのキャリアの終わりをも告げる大事な場面
ウィキペデアによるとローレンス・オリビエさんと並ぶ素晴らしい俳優さんながら演じることのできる人物の幅が広すぎて評価を下げているとかな
確かにローレンス・オリビエさんがこんな役を演じるとは思わないけれど、これだけダメ男くんを見事に演じれる俳優さんもいないのでは
クリス・クリストファーソンさんやブラッドリー・クーパーさん演じたスターは段々と酒におぼれていったのにこちらは最初から大酒飲み
撮影に穴をあけようが二日酔いで現れようがそれが許される大スター
そのことが最終的に悲劇をもたらすのだけどさもありなん
この過去があるから自然と破滅へと向かう
テープが紛失しているとかで静止画にセリフが流れる場面があるのが本当に残念
しかし、これがスタア誕生の第1作と思っていましたが、この前に「栄光のハリウッド」というのがあるんですね