ノッティングヒルの洋菓子店

監督は、エリザ・シュローダー
出演は、セリア・イムリー、シェリー・コン
公開は、2020年12月
ノッティングヒルと言えば恋人
現代版「ローマの休日」と言われたのもはや20年以上前
こちらもなかなかの秀作では

そりゃありきたりと言えばそう思えるストーリー
そしておばあちゃんが一番パワフルなのもどこかで拝見したような
それでもバン様にとってイギリスは特別な場所
何といっても初めて行った海外がイギリスだから
バン様より少し上の世代はバックパッカー時代
オープンの格安航空券を買って世界をさまよう
もちろんそんな冒険心はバン様にはない
それでも名駅の堀内ビルにあった秀インターなる旅行社で南回りの伊丹・ヒースロー往復のシンガポール航空の往復チケットを購入してホテルも予約せずに出発
その結果は入国審査6時間の苦行に遭遇
打ちのめされたのだけれどロンドンやインヴァネスエディンバラの風景はいまだに忘れない
そのためどうしてもイギリス映画には肩入れしてしまうんです
この映画もストーリーより街のたたずまいにほれぼれ
走り去るダブルデッカーや横づけされるロンドンタクシーに目を奪われる
そして様々な人々を受け入れてきた懐の深さ
今は変わりつつあるけれどやはり大英帝国
あー、幸せな気分です
日本人のお姉さんが注文するケーキはやっぱり抹茶味でしたが