監督は、ウォン・カーウァイ
出演は、トニー・レオン、マギー・チャン
公開は、２００１年３月
このけだるそうな映像の魅力
おとなの恋の物語ってやつですね
同じ日に引っ越しを行い隣人として住み始めた二組の夫婦
留守がちの夫と妻
残された二人はもちろん急接近
そりゃそうですよね
そしてそれぞれの夫と妻が怪しい関係ではと思い始める
それぞれのネクタイとバッグが疑念のきっかけ
しかしそこまで無防備に相手に贈り物をするかなと思ったりもする
もしかして二人の疑念は夢の世界
確かにストーリ自体も二人の想像物語などと感じてしまう上手さ
恋に落ちた男性はジャーナリストで途中で連載小説も手掛けるようになり、その制作に協力するのはもちろん恋人の女性
小説の場面を演じる二人
観ていると段々と現実なのか小説の中の世界なのかわからなくなっていく
結局二人は別れてしまうのですがエンディングで何年後かの場面が登場
やっぱり現実のおとのな恋の物語だったようです
ベタベタしないこの距離感
不思議と憧れてしまうのは年をとったからでしょうか
関係ないですが６０年代が香港が舞台の映画ですが、この当時から香港の人たちは香港の将来に不安を感じていたんですね
