監督は、ジャック・ドワイヨン
出演は、イザベル・ユペール、ベアトリス・ダル
公開は、１９９１年２月
世界一エロい女優さんと思うイザベル・ユペールさん
まだお若い頃の作品
全然エロくないじゃないですか
それどころかフランス人形
スタイルの良さと美しさの共演って感じで印象が全然違いました
お話は亡くなった夫の妻と愛人の虎視眈々の駆け引き物語
妻を演じるのがイザベル・ユペールさん
どんどんと夫の愛人を追い込んでいく恐ろしさ
愛人の泊まったホテルの一室に真夜中に現れ、夫が事故死したことをさらりと告げる
それも３年も前に
何で現れたのかがこのあたりではさっぱりわからない
愛人を事故現場へ連れていったり、今の恋人に付き合わせたりと支離滅裂
そんな彼女を心配する愛人
ところがというか、やっぱりというか罠なんですよ、罠
ふたりの会話が長くて退屈なんですが、何か次起こることに期待してしまう絶妙さ
最後に今の恋人を奪ったと大激怒で拳銃まで取り出す
そして言葉でも愛人をどんどん追い込んでいく
全てが彼女のシナリオで組み上げられた世界
もちろん結末は彼女の思いの通り
旦那さん、事故死してよかったですよとお墓に語りかけたくなりました
