長沙里9.15

監督は、クァク・キョンテク、キム・テフン
出演は、キム・ミョンミン、チェ・ミンホ
公開は、2020年6月
仁川上陸作戦のための囮作戦が題材
犠牲になるのは弱い人たち

この作戦に動員されたのは訓練もまだ済んでいない学生兵
隊長も学生兵を訓練していた指導大尉で実戦経験はない
学生兵との出撃を命じられ、阻止しようとすると隊長を代えるだけと言われる
それならばと自分が出撃することに
作戦後軍法会議にかけられ死刑判決まで言い渡される
戦争の理不尽さを見事に描いてますよ
でもアメリカの女性従軍記者はちょっと余計だったかも
しかし朝鮮戦争というのもよくわからない
北朝鮮と中国の連合軍対アメリカ中心の国連軍
国連軍ですよ
普通なら正義は国連軍でしょう
でもそうではなくて、お互いの正義がぶつかり合っている
映画の中では韓国と北朝鮮の戦争
アメリカ軍は援助しているだけ
何でそんな戦争で命をアメリカ人は落とさなければならないのか
共産主義の拡大を防止するため
同じことをベトナムでも行い、南ベトナムを援助する
今度は国連軍でなくてアメリカ軍
そして泥沼化と敗北
正義と正義のぶつかり合いはお互いに引けない
こんな怖いことはないです