シティ・オブ・ジョイ

監督は、ローランド・ジョフィ
出演は、パトリック・スウェイジ、オム・プリ
公開は、1992年5月
ひねくれ者はまた正義感ぶったアメリカ人の映画などと勝手に思ってました
インドへ逃げ出してきたアメリカ人の医師が主人公ですから

確かにちょっとそんな感じもするんですよね
こんな生活じゃいけないなどと声高に叫ぶところなんかわ
あんたはよそ者だし、いつかいなくなるんだからなどと言われればどう答えるんですかってのが最初の方の印象
実際、この地に長居する気などは微塵もなかったのだから
もちろんインドの洗礼でパスポートなどが盗まれたことから滞在が余儀なくされただけ
そしてもう一方の主人公は生活のために都会に出てきた一家
こちらもインドの洗礼で詐欺にあって田舎から持ってきたお金を奪われてしまってスラムへ流れ込んでしまう
会うはずのない二人がひょんなことから出会ってしまいます
それぞれがそれぞれの人生を模索しながら生きていく姿はやっぱり応援したくなりますよ
そしてやっぱり地に足をつけたインド人主人公の強さには感服
2代目バカ金持ちを打ちのめす姿には拍手拍手
でもやっぱりこのアメリカ人医師っていつか国へ帰ってしまうんだよなと水を差すような感想が頭の中に
本当にひねくれ者だ