監督は、ケネス・ブラナー
出演は、ジュード・ヒル、カトリーナ・バルフ
やっぱりこういう宗教対立は日本人には理解できません
でも悲惨なことだとは感じることはできない
宗教は人を救うものであるはずなのに、対立で人がいがみ合い、殺し合う
何と言うことなんでしょう
映画の舞台はアイルランド、正確には北アイルランド
イギリスを構成するのはイングランド、スコットランド、ウェールズに北アイルランド
北アイルランドというのですから南にはアイルランドという国があります
イギリスはイギリス国教でアイルランドはカトリック
どちらもキリスト教なのにいがみ合うのだからキリスト様が見たら何とお嘆きになることか
この映画ではカトリックが襲われてますがその逆もあります
IRAなんて組織もありますから
そんな環境の中で育つ少年が主人公
この町が大好きなのに段々と住みづらくなっていく
最後にはロンドンへ引っ越すことになるのだけどそれを見送るおばあちゃんの言葉も重い
モノクロの映像が美しい
唯一カラーになるのは映画館で観る『チキチキバンバン』の映像
このカラー映像がまた一家の楽しむ姿と相まって美しい
それでも思うのは何でいがみ合うのだろうってこと
悲しすぎますよ
『サンダーバード』の制服やプレゼントが出てくるのも楽し気でいいんですがね