監督は、三浦大輔さん
出演は、藤ヶ谷太輔さん、香里奈さん
公開は、２０２３年１月
この題名なら観ちゃいますよね、世代的に
大澤誉志幸さんの大ヒット曲ですから
それこそ世はスキーブーム
ゲレンデで滑っているとこの曲がよく流れていました
途方に暮れる僕が見れるのなら観ちゃいますよ
しかし、この主人公はどうしようもない奴
途方に暮れるというよりは逃げるだけ
都合が悪くなると逃げて逃げて逃げまくる
彼女から、友人から、先輩から、後輩から、家族から
たどり着いた先はこれまた家族や友人から逃げまくった父親の元
似たもの同士なのにどこか違うことに気づく主人公
最後は友人と恋人の恋に途方に暮れるというオチ
実はこの映画のきもは母親と父親の変人ぶりじゃないでしょうか
優しそうな母親が急に自分が信じる新宗教の話を始める
そして持病のリウマチにこのそこで購入した気持ちの悪い粉末を飲み始める
そして帰ってきた息子にも入信を勧める
父親は母親が倒れたと聞いても会いに行かないのに、不意に大晦日に現れて一緒に年越しそばを食べ始める
この二人を演じるのが原田美枝子さんと豊川悦司さん
特に最近の豊川悦司さんはぶっ飛んでます
ジョニー・デップさんやクリストファー・ウォーケンさんも顔負けです
次の日本を代表する怪優はこの人しかいない気がします
だらしな男はやっぱりだらしないままなのか
その後が気になります
