酒肴酒

作者は、吉田健一さん
出版は、光文社です
文芸評論家の吉田健一さんは知っていたのですが、作者紹介に父吉田茂って
あの首相の吉田茂さんの息子だったんですね

麻生太郎さんのお母さんが吉田茂さんの娘さんだというのはよくいろんなところで紹介されるので知っていたのですが、息子さんがいたのさえ知りませんでした
あれほどの人物に息子がいれば間違いなく政治家になって地盤を引き継ぐものだと思ってました
それとも2世、3世議員なんていうのは最近ことなんでしょうかね
こちらの本は酒と料理について書いたエッセイです
正直言って読みずらいです
時代なんでしょうか、中途半端に古いからかなかなか頭に言葉が入って来ない
いっそもっと古ければ辞書などをひくのですが、これぐらいだとわからない言葉や感じが出てきても何となく読み飛ばしてしまうんです
するとどうも意味が通じなくなったりしちゃいます
でも読んでて気になった言葉が一つ
長閑って漢字何と読むか知ってますか
のどかって読むんですよね
最近この言葉って使わないけど、なんかいい響きじゃないですか
他人のことをネットやあちこちでとやかく言う人が多い昨今
のどかに生きてみませんか