ヒポクラテスたち

監督は、大森一樹さん
出演は、古尾谷雅人さん、伊藤蘭さん
公開は、1980年11月
この映画は知っていたのですが、まさか医学生の話だとは知りませんでした
ちょうどバン様の大学時代と年代的にはほぼ同じ

そして寮生活も一緒ですね
住んでた寮でもブロック会議なるものがありましたが、同じように寮生の会議の場面が出て来たのはおーでした
皆で頑張れば世の中は変わるなんて考えてました
だからこの映画はほろ苦くもあります
この映画に登場する学生は医大生ですから明らかにエリートの人たち
医学部に進むなんてのはほんの一握りの人たち
そんな人たちに劣等感を持っていたのは間違いない
でもこの年になるとそういう意味での劣等感はなくなってますから、とっても素直に観れた気がします
やってることは一緒だし、悩むことも一緒
デモに参加した覚えはないのですが、社会参加って意味では一番していたかもしれません
そして人との接触も一番多かった気がします
確かに働いていると接する人は多いのですが濃密じゃないし、地位とかわけのわからないものが入ってきますし
今や休みの日は部屋の籠って映画やドラマを観てるだけですから
何でしょう、この感覚
不思議だなあ