ひまわり

監督は、ヴィットリオ・デ・シーカ
出演は、ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ
公開は、1970年9月
戦争で引き裂かれた男女の愛の物語
古典的ですがやはり不変の題材

戦争がある限り悲劇は続くもの
男女や家族、友人と様々な関係が引き裂かれます
戦争が今も続くこの時代ですので考えなイカンですよね
では映画のお話に
主演のソフィア・ローレンさんはイタリアの女優さん
アメリカの映画が日本では中心だった時代にこのお方とフランスのカトリーヌ・ドヌーブさんとブリジット・バルドーさんは人気の女優さんでした
ソフィア・ローレンさんの特徴は気の強そうな顔立ち
そじて情の深そうな表情
姉御肌の雰囲気の女優さんです
この映画でも前半の夫を訪ねてソ連まで行く姿はまさに強い女性
そして列車の中で涙しながら崩れ落ちる姿は弱い女性
後半ではもう一度やり直せるのかどうかの揺れ動く女性
いろいろな女性の姿を素晴らしい演技で魅了してくれます
何度も流れるヘンリー・マンシーニさんの音楽も実に美しい
世界中で大ヒットを記録したのも当然でしょう
そして当時のソ連の姿がカメラにおさめられているのも歴史的遺産かもしれません
おっ、原発と思ったのは実は火力発電所だそうです